種子島・屋久島ツーリング5日目
2005年5月5日
朝4時過ぎ起床。
5時30分には民宿を出発。今日はいよいよ縄文杉を目指す。
しかし、股関節・大たい骨の手術後1年。左足で十分に踏ん張れないこともあり、どこまでトレッキングに耐えられるか心配だが、行けるところまで行ってだめならば引き返すつもりでいた。
民宿を出てしばらくして小雨が降ってきた。どこか適当なところでバイク止めて雨具を着ようと思って・・・バス停みたいなのがあったので思わず急停車、、、止まったと同時にハンドルを左に切ったらこけた。初めて立ちゴケをしてしまった・・・痛恨。
縄文杉トレッキングの登山口は荒川登山口になる。この日は乗用車は規制されていて屋久杉自然館までしかいけず、バスに乗り換えることになるが、バイクは規制対象にはなっておらず、登山口まで行けた。バイクで来てよかったと思った瞬間。
登山口を6時25分に出発。天気晴れ、雨は降りそうにない。
膝が痛いので少々歩きづらいというか、先が心配である。足を上げるときに痛みを感じる。無理はしないいでおこう、いつでも引き返す覚悟で歩き始めた。
前半はトロッコ道をひたすら歩く。行程の半分をここで費やす。
大株歩道入り口から本格的登山コースとなる。足がかなり痛くて膝を上げるのが苦痛だが、ウィルソン株まで30分なので何とか歩いてみることにした。登山道は整備されていて歩きやすいが階段が多いのがきつい。みな思い思いに休憩しながら歩いていた。ひたすら歩き続けて大王杉を過ぎていて気がつけば縄文杉までたどり着いていた。足の痛みを忘れていた。
縄文杉は見てみてよかったと思う。がしかし、生きいきさがないのは気のせいか、、、人間ではたとえようのない高齢だから仕方がないところ、なのかもしれない。立っている姿に威厳を確かに感じる。
不安を感じながらも、何とか無事に下山できた。満足感でさほど疲れた気がしないのも不思議だ。
山を下りてお気に入りの杉の茶屋でコーヒーブレイク、一時疲れを癒そう。
島で採れたパッションとポンカンの羊かんが美味しい。コーヒーとセットでいただく。しつこくない甘さが疲れを取ってくれそうでいい感じだ。相変わらずスタッフの方が皆さんいいんですよね、連日ここに立ち寄ってコーヒーを飲んでいました。
本日の宿は、ライダーハウスやどり木。早めにチェックインして休みたかった。
兄さん姉さん、とてもいい人ですね。
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○走行距離 60.3km
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