えつ料理と筑後川
えつ、と言う魚は筑後川・有明海に生息していて、猟期が決められているので、希少な魚で地元でしか食べることが出来ないらしい。猟期は7月いっぱいまでとのこと。
昨日はそんな『えつ』をいただく事が出来た。
遊覧船に乗って『えつ』料理満喫。
ただ、筑後川の水は濁っていてとても綺麗とはいえそうにない。
ガタに土砂が堆積しているのも問題らしい。どこまでがガタで、ヘドロなのか分からない。
有明海や筑後川は護岸工事によって、自然な岸辺が失われた。それによって貴重な葦は消えた。
また、筑後川堰堤によってかなり上流部にまで汽水域が広がったと聞く。また、堰によって川の水の上澄みが流れるのみとなり、上流から流れてくるはずの砂は河口に到達しない。治水事業、土地改良、環境整備というなのもとに、本来あったはずの自然はその姿を変えた。
環境再生の道はまだまだ長い、取り戻すまでにあと何年かかるのか分からない。
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