'08 内大臣林道~椎矢峠~椎葉林道
2006年3月12日の記事で、『内大臣林道』のことを書きました。
熊本県矢部町(当時の)と宮崎県椎葉村を結ぶ、九州でもメジャーな林道だったと言えます。
いつかは内大臣林道を走ってみたいとずっと思っておりました。
前回のときはすでに、相次ぐ集中豪雨・台風により林道は壊滅状態で、いたるところ崩落があったようです。
そのため、永い間にわたり全線が通行止めの処置がとられていて、現在も続いています。
ですが、ここに来て再び内大臣林道への思いがわきあがってきた、のかな。
通行止めで行く手を阻まれたら、引き返すつもりで行って見ました。
10月12日。気持ち早めに起床。
福岡市内から九州道を南下。
熊本・御船ICで降りてR445を通って、通潤橋で知られる矢部を目指す。
通潤橋を遠めに観てここはお預け。
稲刈りが終わって、稲が干してあった。収穫の秋を感じる。
今回はゆっくり見物が目的ではないので、近くで燃料を給油して、食糧・水を補給。
GSで内大臣林道の入り口を確認。
ツーリングマップルでは、内大臣林道の入り口付近がわかりづらい。
通潤橋から南に下ったところに、鮎の瀬橋があります。
幾何学的で綺麗なつり橋でした。
ツーリングマップルでは、内大臣林道の入り口がわかりづらいので、鮎の瀬橋と内大臣橋を目標にするといいかも知れません。
僕は、内大臣橋のところで少し迷ってしまいました。
左手の砂利道が、熊本県側・内大臣林道の入り口です。
前回同様に、『全面通行止め』の看板がありました。
この先5km先は通行止め。
とりあえずいけるところまで進んでみます。
やはり5、6km進んだところに、通行止めのバリケードがありました。
ですが、先行していた四輪車2台がいて、彼らがちょうどそのバリケードをずらして、車を先に進めようとしていました。ついでに僕も侵入。彼らはこれから先を躊躇しているようでしたが、僕は勢いで先を急ぎました。
前回通行止めで、チェーンが張られていたところにはすでにチェーンはなく、撤去されていました。
前回よりの路面の状態は悪い感じです。で、そのまま前進。
路面はいたるところでかなり崩落があり、いたんでいました。
かなり荒れているので、上級者コースだと思います。
僕のへな猪口ライダーには少々難コースでした。
荒れたところを走っていて、こういうところがあるとなぜかほっとします。
広河原付近の国見岳登山口のスペースです。
すごく長さを感じます。ここまできたら引き返すのがおっくうな気がします。
椎矢峠です。
いやー、すごく長い道のりでした。
荒れた道と、長い距離でかなりあせっていましたが、ほっとしました。
空が本当に青かった。
向こう側が、ついさっき駆け上がってきた熊本県矢部側・内大臣林道です。
ここで1時間ほど一息ついて食事しました。
日差しが心地よくて気持ちよかったですね。
ここから先は、宮崎県・椎葉村である。一息ついたところで出発。
椎葉林道の路面状態も決して良くない。
ここもかなりいたんでいた、長い間放置されている感じがする。
峠付近はしばらく荒れた状態が続くが、なんとなく内大臣林道よりは走りやすく感じたのは気のせいか。
下り始めて中間点では路面が安定していて、走りやすくなってきた。
椎葉林道側は、ところどころ道路補修工事、排水溝の工事箇所がある。
排水溝をまたぐときに、セローの腹を軽くこすってしまった。いやはや。
また、路面にコンクリートを流し込んでいる作業箇所があり、前日流し込んで生乾きのところに、僕がタイヤを突っ込んでしまったので、見張りをしていたおばさんにしかられてしまった。
そんな感じで何とか今回は、内大臣林道~椎矢峠~椎葉林道を走破できた。
やっと思いがかなった感じでうれしいですね。
帰りは、椎葉村からR265を抜けて、阿蘇高森を経由、やまなみハイウェイ、ミルクロードを通って大観峰にて休憩。
R212、大分道・日田ICで帰宅。
セローの長距離ツーリングは、お尻と右手のひらが麻痺する。痛い。
今回の走行距離 453km
全体の燃費 28.5km/L
高速走行が半分にしても、やっぱり燃費があがらないのは、腕のせいか性格の問題か。
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